S17使用構築 【最高レート2177 / 最終レート2124 (94位)】
・はじめに
みなさんお久しぶりです。私は今季序盤からクチート軸でレートに潜っていたのですが、終盤になっても2000より上に行くことができず急遽パーティを変更。その後2100には到達したもののパーティを煮詰めきることはできず、目標であったレート2200には辿り着くことができませんでした。しかし最終順位が100位以内であったこと、構築の軸はかなり手応えのあるものであったことから、今回も構築記事を書くことにしました。
・パーティ紹介
今回もメガ枠には個人的にガルーラに強いと思っているルカリオとゲンガーを採用。ルカリオを出す際にはステロを極力撒きたいので、ガルーラ入りにも安定して出していけるステロ撒きとしてヤチェガブリアスをパーティに入れました。またルカリオを出せないときはガルーラをゲンガーで処理し、ボルトロスかスイクンで詰めていく立ち回りを目指しました。
個々の調整・技構成に関しては改善すべきところがたくさんありますが、表選出と裏選出の噛み合いがよく、ガルーラスタンに対して選出で困ることはほとんどありませんでした。(勝てるとは言ってない)
・個別紹介
性格 陽気
特性 精神力 → 適応力 (厳選サボりました)
実数値 145-162(252)-91(4)-×-90-156(252) ※メガ前
今回はゲンガーに少しでも強くしたかったので、アイアンテールを採用した物理型で使いました。これまで命中が80より低い技はほとんど使ってこなかったのですが、思ってたよりも当ててくれて助かりました。バレットパンチが欲しい場面もありましたが、他の技も使う機会が多く切ることができなかったです。
ガブリアス@ヤチェのみ
性格 陽気
特性 鮫肌
実数値 207(188)-151(4)-125(76)-×-128(180)-143(60)
最近よくみるようになったHDベースのヤチェガブリアス。みなさんご存知かと思いますが、一応参考元のurlを貼っておきます(http://garchomp-bot.hatenablog.com/entry/2016/01/20/220434)。信じられないほど硬く、ほぼ確実にステロ+@の仕事をこなすことができました。しかし氷技をもらう機会が非常に多いので、仕方ないことですけどやたら凍ります。毒々はカバルドンやスイクンといった物理受けをルカリオ圏内に入れるのにすごく便利でした。
ボルトロス@オボンのみ
性格 図太い
特性 悪戯心
実数値 184-×-130-140-100-135 ※借り物&非理想個体なので努力値省略
技構成 10万ボルト/目覚めるパワー(氷)/悪巧み/電磁波
よくいるHBベースのオボンボルトロス。ルカリオと選出したときにはクッションとして、またゲンガーと選出したときには積みアタッカーとして活躍してくれました。ただオボンボルトミラーで負けると一気にキツくなることが多かったので、もう少しSに振るべきだったと思います。
ゲンガー@ゲンガナイト
性格 臆病
特性 浮遊 → 影踏み
実数値 159(188)-×-80-150-104(68)-178(252) ※メガ前
技構成 シャドーボール/ヘドロ爆弾/マジカルシャイン/道連れ
今回技構成・調整ともにダメダメだった枠。ガルーラと1:1をとるための道連れとゲンガーミラーで使うシャドーボールは確定ですが、残るの2枠は悩み続けているうちにシーズンが終わってしまいました。呼ぶフェアリーへの打点としてヘドロ爆弾、サザンドラやゲッコウガ意識でマジカルシャインを採用していましたがどちらも打つ機会がそこまでなく、ガルーラにより強く出られる鬼火や気合玉、眼鏡ゲッコウガ対策の守る+金縛り、耐久ポケ対策の滅び+身代わりなど、他にいくらでもパーティにあった技構成があったような気がします。調整もゲンガーを意識して少しDに回しましたが、それなら控えめゲンガーでもよかったのかなと今では思っています。
マンムー@気合の襷
性格 意地っ張り
特性 厚い脂肪
実数値 185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
技構成 地震/氷柱張り/岩石封じ/氷の礫
ここまでで重めなボルトロスやキノガッサを見る枠。地震氷柱礫は確定で、ラスト1枠はガモスやアローに対する打点が欲しかったので岩石封じにしましたが、使う機会はそこそこ多かったです。ただ何回かキノガッサに上から殴られたことがあったので、性格は陽気の方がよかったかもしれません。
スイクン@カゴのみ
性格 図太い
特性 プレッシャー
実数値 207(252)-×-173(196)-108-134-113(60) ※非理想個体を使用
技構成 熱湯/瞑想/眠る/吠える
主にクレセリア対策として採用。ルカリオが出せないときにポリ2などの高耐久ポケを見る枠でもあり、選出機会は割と多かったです。瞑想クレセ対策として吠えるを入れてましたが、結局ラス1対面になると勝てないので微妙でした。冷凍ビームや寝言の方が便利だったような気がします。
・主な選出パターン
主にウルガモスやスイクン、ナットレイ入りに対して出していきたい選出。ルカリオが物理のせいでクレセリアが重めですが、ガブの毒々やボルトの悪巧みでなんとかできなくもないので、クレセ入りにもこの選出をすることがありました。
+ or
ギルガルド入りなどルカリオが出せない相手に対する選出。ガブとボルト対策としてマンムーは確定で選出し、ラストはスイクンかボルトロスのうち刺さっている方を出します。ゲンガーで相手のガルゲンと1:1以上を取れると楽ですが、逆に取れないと一気に厳しくなります。
・終わりに
oras最後のシーズンに2200に乗せることができなかったのは悔しいですが、レート対戦を始めたときにはまさか2100が通過点になると思ってもいなかったので、oras通しての結果には非常に満足しています。サンムーンでは2200が通過点と言えるようなプレーヤーを目標にガンガンレートやって、記事もたくさん書きたいと思っているのでこれからもよろしくお願いします!
※Twitter等はやってないので、もし立ち回りなどで質問があればコメントでお願いします。
S16使用構築 【最高/最終レート2202 (28位)】
・はじめに
目標であったレート2200を達成したので、記念に構築記事を書いてみました! 初めての構築記事で読みづらいかと思いますが、最後まで見ていただけたらと思います。
・パーティ紹介
現環境トップメタであるメガガルーラに強い構築を組みたい、という思いが原点。ガルーラミラーではお互いの調整や技構成、立ち回りに結果が大きく依存し、安定しないと感じたので、ガルーラを上からワンパンできるルカリオと、安定して1:1交換をとれるゲンガーをメガ枠として採用しました。メガ枠以外のメンツでも、威嚇+ゴツメミトム、弱保ガルドなどの処理ルートを用意し、ガルーラ以外のポケモンにあわせて柔軟に選出ができるようにしました。
・個別紹介
性格 臆病
特性 不屈の心 → 適応力 (不屈の心である必要は全くありません)
実数値 145-×-90-167(252)-91(4)-156(252) ※メガ前
技構成 波動弾/ラスターカノン/悪巧み/真空波
麻痺した後でもガルーラに致命傷を与えられる特殊型で採用しました。刺さってると感じたときだけ出したので、選出率はあまり高くないです。気合玉なら勝ってた試合もいくつかありましたが、当たんないので私は使いません・。・
カイリュー@ラムのみ
性格 陽気
特性 マルチスケイル
実数値 167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)
技構成 逆鱗/地震/神速/竜舞
メガ枠では勝てないバシャーモやボルトロスあたりを起点に舞えると思い採用。火力不足で落とした試合もけっこうありましたが、ゲンガーを非常に呼ぶ構築であったので陽気で使い続けました。舞ってないときの神速のダメージがヤバいです。(もちろん悪い意味で)
ゲンガー@ゲンガナイト
性格 臆病
特性 浮遊 → 影ふみ
実数値 159(188)-×-80-159(68)-95-178(252) ※メガ前
技構成 シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/道連れ
こちらもガルーラに隙を見せないメガ枠。採用しない理由がないぐらい強い。腐ることがほぼないので、迷ったらこちらを選出していました。凍える風はガブ対面での安定技として非常に優秀でした。ステロ+ヘド爆でガモスやリザードンを落とすために、Cに少し振っています。
霊獣ランドロス@襷
性格 陽気
特性 威嚇
実数値 165(4)-194(252)-110-×-100-157(252) ※非理想個体を使用
リザードンやガモス入りに対して初手に投げる駒。大爆発が楽しい。ある有名な生主の方と対戦したときに威嚇の入ってない地震でメガクチートを落とせず、「A24wwwwwwwwwwwwww」のコメントがめっちゃ流れていましたが、このランドはA25なんで草はやさないでください・。・
性格 図太い
特性 浮遊
実数値 157(252)-×-173(252)-126(4)-128-106
技構成 ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/目覚めるパワー(氷)/電磁波
ルカリオとの相性保管がいいゴツメ枠。ランドで威嚇を撒いたあとに投げると数値不足を感じずに済みます(要は数値不足)。鬼火がないのでクチートやハッサムが重かったですが、ボーマンダをとめるためにこの技構成で使用しました。
ギルガルド@弱点保険
性格 冷静
特性 バトルスイッチ
実数値 167(252)-70(4)-170-112(252)-170-58 ※非理想個体を使用
技構成 シャドーボール/聖なる剣/影打ち/キングシール
XY初期に大繁殖していた型のガルド。前期までこの枠はウルガモスでしたが、あまりにトリル軸やフーディン入りが重かったのでボックスから引っ張り出してきました。ポリ2意識の毒守や、催眠対策の防塵ゴーグルも考えましたが、弱保の発動機会が想像してたよりはるかに多かったのでこれでよかったと思います。
・主な選出パターン
対厨パ。相手の初手がゲンガー以外ならある程度安定して勝てます。ゲンガーが来てしまったら電磁波を撒いて後続に託します。
ガルクレセドランゲンガブガッサみたいな構築に対する選出。ギルガルドは少しでもHPが残っていたらクレセの相手ができるので大事に使います。キノガッサがいるとルカリオは出したくないですね。
キノガッサやガモスのいないガルクレセ、マンダマンムーナット系統に対して。この選出ができたときはそこそこ勝ててた印象。
ガモス入りをはじめとしたキツい構築に対しての選出。大爆発で1:1、道連れで1:1とってカイリューに託すみたいなことをします。誤魔化してるだけで正直強くはないですね。最終日はこの選出ばっかりでしんどかったです。
・終わりに
ホントは22乗った瞬間の写真を撮りたかったのですが、マッチングしたときが怖くて撮れなかったので、代わりに22チャレのときのを載せておきます。ここから 負け→勝ち→勝ち でレートが2202になりました。
来シーズンがoras最後らしいですけど、これ以外にろくな構築がないので、また22いける自信が今のところ全くないです…。ですがサンムーンでもレートはやるつもりでいますし、納得のいく構築ができたときにまた記事を書くと思いますので、そのときはよろしくお願いします!
※Twitter等はやってないので、もし立ち回りなどで質問があればコメントでお願いします。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
7/26 追記1
どうやら自分が想像してたよりずっと多くの方々にアクセスして頂いてるみたいですごく嬉しいです!
まさかコメントや☆も頂けると思っていなかったので…
ホントありがとうございます!!
追記2
S14,S15でギルガルドの枠に入れていたウルガモスの紹介を載せておきます。
ウルガモス@オボン
性格 図太い
特性 炎の体
実数値 192(252)-×-126(236)-155-125-123(20)
技構成 火炎放射/鬼火/蝶舞/羽休め
パーティにない炎打点を持ち、カイリューとの並びも優秀だと感じたので採用。せっかく舞ってもガルーラの猫不意で落ちるのが嫌だったのでこのような構成で使用しました。ほぼHBにぶっぱしているので、ランドで威嚇を撒けていればガルーラに後出しすることも可能です。岩雪崩or空元気持ちには返り討ちにされますが、自分の中では事故と割り切れるぐらいの遭遇率だったので、選出によっては積極的に触らせにいってました。
想定外だったのは対スカーフガブリアス。こちらのパーティに竜半減がルカリオしかいないですし、ウルガと対面したら逆鱗を打ってくれると思ったのですが(逆鱗は余裕で耐えます)、めちゃめちゃ岩技が飛んできました。考えが甘かったです。